
本帖最后由 lightbearing 于 2014-6-14 13:24 编辑
原版名称 | ジムノペディが終わらない | ||
译名 | 暂无 | 作者 | ゐた・せくすありす |
所属文库 | melonbooks的DL版 | 连载状态 | 完结 |
简介:
东方同人小说,据说内容较为猎奇
《捧げられたイメェジ》这首歌的原作
此贴收录为pdf扫描版,日文原版melon的下载版,无汉化慎下
海沢海绵:
これは多分ネタバレになるので闻いていいかどうか分かりませんけど、ジムノペディが终わらないの出来事(例えばメリーのレイプ)はほとんど莲子の妄想でし... — 妄想ではないです。ただ、「谁が」レイプされたのかは、ご想像にお任せします。
[fold=パラノイド・ホラー小説『ジムノペディが終わらない』
]パラノイド・ホラー小説『ジムノペディが終わらない』 C81 二日目 東ア-50aにて、頒布予定です。
表紙は安心と信頼のムラさんです。
えー、サンプルは続きを読むで。
【構成するイメェジ】
「ねぇ、お姉さん。ある種の虫の話をしてあげようか」
くたらと洋酒を溶かした様な色をした声が耳の奥を擽る。
「そいつは、決して一人きりでは生きていかれない。
如何しても、一人きりでは生きていかれない。
だから、最初に、ある魚のエラから、体内に入り込む。
そして、虫は、魚の脳内に住み着く」
「そして、虫は其処に工場を作るの。
一つの神経物質を作り上げ、脳の神経中にそいつを沁み込ませる。
其れは『正常さ』を失わせる物質。
自律神経、魚自身の『泳ぐ』と云う行為自体を狂わせ、破壊させる。
そして、破壊された魚は、川面の近い所で良く光る腹を剥き出しにしながら泳ぐ様になるの。
そうすれば、如何なると思う?」
【挿入されるイメェジ】
其処にあったのは、地面を覆う一面の紅。
流し放ちのシャワーが友人の裸の肩を濡らしていた。
一糸も纏わずに、メリーは青白い顔で風呂場の壁へと背中を預けていた。
右手には、剃刀。そして、左の内腿に大きく刻まれた、傷。
止め処なく溢れる赤が性器と股を濡らし、水に流されて、風呂場のタイルへと流れ続けていた。
既に、流れる勢いは少ない。
時折、ひくりと肩が震えている。
蒸気に混じって香る、生臭い、生きている証の、鉄が腐った様な匂いが鼻をつく。
【関連づけられたイメェジ】
掻き毟る。
くちゃぐちゃと吹き出物が潰れては、白い膿で腕を染め上げても、掻き毟り続ける。
膿が固まり、左腕がケロイド状に爛れていく。
其れでも掻き毟り続け、ばきりと肌が削れ落ちた。
剥き出しになった左腕の肉。
筋肉の繊維と繊維の合間、其処には無数の蟹がみっしりと詰まっていた。
かちきちと蟹が蠢く度に、痒みが増していく。
剥がれていない肌を掻く。
掻けば掻くだけ、肌が崩れ落ちていく。
蟹が満ちている。
身体の中を蟹が這い回っている。
吸引器を吸い続けて、煙を食み続け。
蟹が。蟹が。
【継続するイメェジ】
「未だジムノペディは終わらせないよ」[/fold]
下载地址
有兴趣可以听一下这首歌~【好吧已经自动播放了呢╮(╯_╰)╭
捧げられたイメェジ ...サーカスレヴァリエ
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アルバム:薦
サークル:凋叶棕
原曲:サーカスレヴァリエ
詩:RD-Sounds
歌唱:めらみぽっぷ
原著:ゐた・せくすありす 「ジムノペディが終わらない」
[fold=歌词]
【ゆっくりと苦しみをもって、若しくは重みを受けて軋む紐】
空を見上げれば。そこには。
澱んだ空に、星が広がる。
ああ、私が嗤っている。
私が私を嗤っている。
捻れ曲がった私が。
嗜む酩酊のはずが、
いつしか“それ”なしでは。息さえ、
出来なくなってしまう。
打ち棄てる、思考を。
蔓延る全ての憂鬱を、
くはりと、吐き出すようにして、
辛うじて生きている。
気だるさに、溶けゆく。
ねえ、貴女。
思うに、この現実は。
脆く果敢ないものなのかしらね?
虫のように、操られ、交わる。
無自覚な本能のまま、行われて、広がる。
腐っていく。
心の隙間を、埋めようと。
ただ、ただ、繰り返す。
――けれども何も埋まらずに。
私は。
何を。
誰と。
何を。
誰もが欺瞞を塗り固め。
顔という、顔中に貼り付け。
自分を、欺きながら。
歩み寄る、密かに。
【ゆっくりと悲しげに、或いは、曖昧な表情の少女】
或いはその感情さえ、
ひと時の、悪戯の為せる、
逃避の生んだ幻。
現実を歪めて。
ねえ、私。
思うに、この関係こそ。
酷く汚いものなのかしらね?
虫のように、寄生され、諍う。
夜色の笑みをした何かが、私を、見つめる。
穢れていく。
愉悦を湛える、その眼は。
ただ、ただ、雄弁に。
――未だ未だ終わらせはしない。
貴女は。
何を。
誰と。
何を。
【ゆっくりと荘厳に、そして、捧げられたイメェジ】
欠けていく。奪われた椅子の数一つ。
私には、取り戻す術が見つからない。
故に。
欠けていく。壊すべき椅子の数一つ。
私には、それ以外の術が見つからない。
虫のように、
支配され、
朽ち逝く。
病の果ての夜の黒を、
その内に、孕んで。
消えていく。
全てが捻れて、壊れる。
ただ、ただ、容赦なく。
――幻想が、牙を剥く。
私は。
何を。
誰と。
何を。
其処には。
もはや。
誰も。
何も。[/fold]